2011-01-19

プライベートレッスンVol.3

来週末にせまった大会の会場、車山でのプライベートレッスン。

車山は家から片道200Kmちょっとあるから結構早めに出発しないといけない。
家を4:15頃出発で師匠の家で5:00頃合流。
車山には8:20頃到着。
天候はわりと穏やかで先週より少し気温が高い。
予報では11:00頃晴れてくることになってたけど、大体そんな感じで夕方まで晴れた。
今まで来た中で一番やさしいバーンコンディション。

最初に165cmの板で数本滑ってテクニカルなチェックが入った後、185㎝の板に乗り換えて大回り系の種目をやるビーナスコースに向かうと何故か滑走禁止に。
先週も途中にブッシュがあってまともに滑れなかったから今週こそって思ってたのになんで?って感じ。
練習に来てる人たちが他にもいたけど、規制をくぐって練習する人もちらほら。

ビーナス中段からとスポーツマンで練習。
スポーツマンは今まで滑った中で一番滑りやすい。
いつもの調子で入ってみたらあきらかに攻め足りない滑りになってしまう。ここでこんなに攻めてもいいの?っていうぐらい滑りやすい。
大会でもバーンコンディションによっては攻め方の度合いを変えないといけないけど、ここはアウトコントロールになりやすいから、大会中も人の滑りを見てコンディションを絶対見誤らないようにしないと。
ただし、どんなコンディションだろうと上はゆったり、下はギアチェンジしてスピードアップっていう構成でメリハリは作っていかないといけない。
あくまでも自分のコントロール下に於いてだけど。
構成的なメリハリもそうだけど、滑り自体にももっとメリハリをつけて行かないと見映えがしない。

練習終盤にさしかかって、やっぱり1本はビーナスに入りたい、とあきらめきれず、本当はダメだけど入ってみることに。
リフト上から見て、入っていく人はどこから侵入してるの?っていうぐらい入っていったシュプールが見当たらない。

ビーナスに入ってみて初めて、あ~なるほどって理解する。
ビーナス上部はエッジが全く効かない超ハードアイスバーン。
これじゃあ滑走禁止にするし、入ったシュプールもバーンが硬すぎてつかないはずだ、と足元に恐怖を感じながら納得。
ちょっと下に下がったところから大回りのラインどりの確認。
師匠に入り方の目安も聞けたから行っておいて良かった。

全体的に上体の動きがしっくりこない部分は、柔らかく動くことで 板の抜けも良くなってきたけど、まだ今ひとつ今の状況からは気持ちよく抜け切れない感じ。

朝9:00過ぎからはじめて、上がったのは15:30近く。

諏訪南ICまでの道の途中の見通しの良い場所。
八ヶ岳の全貌が綺麗に見える。

師匠から解散時に激励と一緒に苦言が。
「このままでは決勝進出はボーダーライン上」

それは自分でもなんとなくわかってる。
その理由としてはやっぱりメリハリの部分。
恐らく安定感や基本的なテクニックは良いんだと思うけど、一昨年までの検定の滑りがすっかり身につきすぎたせいなのか、去年、今年と大会を意識した練習を重ねてきて、まだ「魅せる滑り」っていう部分に対して一皮剥けきれない状況がずっと続いてる。
師匠からそうは言われてないけど、瞬間的なターンからの抜け出しなんかに必要な「キレ」っていう切り口で考えても、強い外軸っていう切り口で考えても、そのベースとなる基本的な体作りに今ひとつ本腰を入れられていないのも原因のひとつだと思う。

とにかく大会までの練習は、大会前日のコート下見を兼ねての多少の練習を抜かしてこれで終了。
この期に及んではここまでの積み上げを無駄にしないこと、去年の大会での失敗を繰り返さないこと。これに尽きる。
そのへんは割り切って行こう。

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