2011-01-29

大会Vol.2

いよいよ今日から予選開始。
今日は2種目、明日2種目。

参加者が450名弱ほどにもなるこの大会は2種目同時進行であるにもかかわらず、4種目こなすために2日間かかる。
毎回参加人数が減ってく中で、種目終了時間がどんどん早くなって来てる。
午後遅くなるとバーン状況が一変してしまうから、いくら人数が減っても1日に集約してやってほしくは無いけど、決勝は1/3ほどに人数が減るなかで1日に4種目やってしまう。
決勝に進むぐらいだから、ある程度難易度をあげても構わないっていう判断もあるんだと思う。
最後のほうでやる不整地小回りは、硬くしまったバーンでやるから、スリリングな感じで名物種目の雰囲気になる。

去年は1種目目で内足に乗りすぎてまさかの360°。
今回、頭に残ってるそのイメージを早く払拭したいっていうのもあった。

5〜6本アップの後、1種目目のビーナスコース総合滑降に向かう。
バーンコンディションが最高のなか、考えてた通りの構成を無理の無い流れのなかで作り、243点。はじめての240点台。
悪いイメージを払拭できただけじゃなく、一気に流れをつかむことができた気持ちになる。

2種目目のスポーツマンコース小回りに移るために板を履き替えにいくと、そちらの種目を先に終えた知り合いからスポーツマンが思いのほかコンディション良好でガンガン攻めてOKの情報が入る。
板を履き替えると20㎝長さが短くなるだけじゃなくラディウスも大きく変わるから、そこからまた足慣らしを数本した後、スポーツマンへ。
スポーツマン小回りコート
先週から通るラインは決めてイメージを高めてきたから、そのラインに入る。
情報で聞いてたのとはちょっと違って、時間の経過の中でアイスバーンが出てきてることにスタートしてすぐ気づくけど、そこは想定範囲内。
1本滑って上ってくると状況が一変してる、なんてことはしょっちゅうだから今更驚くようなことじゃない。
1ターンごと丁寧にこなし、途中からギアチェンジするけど、足慣らしの段階でやろうと思ってた、板を横に出してターンスペースを作って大きい滑りを見せるつもりが、あまりうまくできず237点。微妙。

これで今日の種目は終了だから反省の意味を込めて、人の点数を分析するために、しばらくスポーツマンで研究。
電光掲示の得点板(5審3採制)
点数が出てる人と出てない人の差は、板が横に出て重心がフォールラインに落ちて行った後で板が回ってくるタイムラグの量によるところが大きいように見える。
小回りでそのタイムラグを作っていくためには早い膝の返しが必要になる。
板と一緒に動いてるだけでは板の抜けや走りっていう部分が出しづらい。
うまくできなかったけど、どうやら目指してる方向性は間違えてないみたい。

一度昼食休みをとった後、明日の種目2本づつと動きの基本的な部分の確認2本の計6本限定で練習。
去年はこの段階の練習を少しやり過ぎて疲れが次の日に残ってしまったから、控えめに。
点数もそうだけど、去年の経験を確実に生かすことが今日時点では、できてる気がする。

15:00には上がって大会の携帯サイトを確認すると、今のところ99位。
予選突破の120位までわずか3点差。
明日の2種目次第ではいくらでも引っ繰り返される得点差。

こないだのアジアカップサッカー日本代表の準々決勝でそれを勝ち抜くかどうかでその先が大きく変ってくるっていう話があった。
負ければそれで終わり。勝ち抜けば次で負けても3・4位決定戦に出られるからそれだけ国際経験が積めて、次のワールドカップに向けてチーム力として、その差が出てくるっていう話だった。

今自分としてもここで決勝に残れてまた1つ経験を積めるか、敗退して観戦で終わってしまうかでこの先1年に大きな違いが出てくると思う。

今晩はアジアカップサッカー日本代表の決勝だけど、それどころじゃない。早く寝ないと。
明日が正念場。
明日はさらに順位を上げるぐらいの強い気持ちで、でも気負うんじゃなく、今できる最高の滑りを出して行こう。

柔らかい動きで。

0 件のコメント:

コメントを投稿