2010-12-31

フリースキーVol.6

安比2日目、天気予報上は大荒れの予想。
実際は自分の想定以上。

リフトは2本しか動かしてなくて、かろうじて営業してるっていう感じ。
ナイター照明が入ってる。
雪は当分やみそうに無い感じ。視界もほとんどなくて滑ってても平行感覚、距離感覚がつかみづらい。ほぼホワイトアウト状態。

リフト2本目まで登ってはみたものの、妻は泣きそう、自分もほぼ同じ心境で、滑ると顔が冷たすぎて楽しさ1、過酷さ99ぐらいな感じ。
かろうじて3本ぐらい滑ったところで完全に戦意喪失で今日は終了。

スキー場でポストに年賀状をやっと投函。
ポストのかわいらしさにちょっと和む。
この雪だと郵便物が下山できるのもいつになるんだろうって本気で思う。

朝ペンションの部屋の窓の外側に雪が積もり始めてるのが気になったけど、帰ってみてびっくり。部屋が暗くなってる。
屋根の作りから自分達の部屋だけがこの状態になってて、ペンションのマスターは雪下ろしをするつもりは無いらしく、一応心配した上で、もしもの時のことを考えるなら、ベッドを窓際から離しておいた方が良いかも、ってアドバイスを頂いたけど、微妙。
初日に撮ったペンションの写真を見てみるとその時点ですでに結構雪は溜まってたみたい。
でもこの穴ぐら状態、個人的には嫌いじゃない。
一応、部屋の換気のために縦すべりの窓を若干開けられるようなスペースは確保。

テレビをみてたら全国的に記録的な寒波で色々と被害があったことがわかって、この状況はここだけじゃなかったんだと思う。

14:30ぐらいには早々と戻ってきてたから、部屋でゆっくり本を読んだりうたた寝したりしてゆっくり過ごす。
体調があんまり良くなくて食欲もなかったから、早々と夕食は済ませて、ベッドで休みながら久しぶりに紅白をほぼ丸々見る。

前回来た時にゲレンデ下駐車場でやった年越しカウントダウン花火が結構楽しかったから、今回もそれが目当ての一つだったんだけど、おとなしく部屋でカウントダウン。
こんなに体調の悪い年越しははじめてかも。

静かに年越し。

2010-12-30

フリースキーVol.5

昨日から岩手入りで今日から安比に元旦まで滞在予定。

妻の実家が岩手にあるから、そこを経由して安比に行ってまた妻の実家に戻るっていうのが定番化した感じ。
安比での年越しは5年ぐらい前からこれで3回目。

1日目の今日は、今まで3回の中で最高の天気。
松尾八幡平までの途中で、冠雪してる岩手山を見るのは多分初めて。
積雪量も1週間ぐらい前まではコースオープンできるのが6割っていう程度だったと思うけど、クリスマスあたりに全国的に来た寒波でなんとか9割以上のコースがオープンできた様子。

安比は規模が大きいわりに、各コースが頂上から末広がりになってて、コース間の連絡は良い。
斜面構成も急斜面から徐々に緩斜面になっていくのが、ロングクルーズで疲労が出てくる中ではちょうどいい設定。
だから「スキー場」っていうよりも「スノーリゾート」っていう意味合いとしてすごく良い場所だと思うんだけど、
年末年始で、この集客っていうのは完成度の高い印象のスノーリゾートとしてはちょっと寂しい気もする。

今回は妻が風邪気味だし、毎週滑ってる自分とは体力的な負担も全然違うから、最初から3日間無理しないで楽しく過ごすっていうつもりでいる。

今日は結局、下から頂上まで3回登ったぐらいで終了。
それでも距離的にはそこそこ滑ってるから、たぶん妻は明日筋肉痛だと思う。

今まで3回とも違うペンション。
どこも大きくも小さくもない同じような規模。
今回が今までで一番ゲレンデから離れてるかもしれない。
今回のペンションのオーナーは言葉からして元々関西の人らしい。1回目の時のオーナーもたしか元々は関東の人だった。
スキー場のこういう規模の宿泊施設は地元の人が代々やってる感じのところがほとんどなのかと思ってたけど、このあたりはあんまりそういう感じでもないのかな。

ここを拠点として元旦まで安比を堪能しよう。

2010-12-28

モバイルキーボード

I・O DATA のモバイルキーボード
iphoneOSが4になってBluetooth接続ができるようになってから、ずっとキーボードを使える環境を整えたいと思ってたんだけど、コンパクトで持ち歩きも苦にならないサイズのものを見つけて、見た目の良さもあって思わず衝動買い。

早速使ってみたけど、さすがにここまで小さいとパソコンのキーボードと同等の操作性には遠く及ばない。
iphoneにもキーボードと同じようなキー入力画面があるけど、長文で使おうとして両手を画面上にあてがうとipadくらいの画面サイズが欲しくなる。

モバイルキーボードの操作性は、iphoneキーボード入力画面以上、パソコンのキーボード入力以下って感じ。
でもパソコンよりもタッチパネルのほうが画面の拡大縮小なんかはずっとやりやすい。

これを使いたいシチュエーションは、泊りのレッスンや大会やフリースキーでのスキーメモ入力やブログ更新、普段の出先での長文入力、長文メール、フリースキーでの休憩時のスキーメモ入力っていうあたり。
でもブログはiphoneだと画像レイアウトを自在にはできないから文章保存だけになるかも、だけど。

今までもこういうタイミングでキーボードが欲しいなって獏然と思ってた。
こういうツールも自分にとってはスキー関連のマテリアルの1つ。

2010-12-22

プライベートレッスンVol.2

今回のプライベートレッスンをもって今シーズンアサマでの練習は終了の可能性が高い。
それは、ハイシーズンに佐久ICからここまで登ってくる道がかなりハードになるらしいっていう話に恐れをなしてのこと。
シーズン序盤以外でアサマに来たのは検定の時ぐらい。

都内を出る時は、どしゃ降りでテンションがた落ち。
アサマに到着しても、やや重めの雪が降ってて、気温がそれほど低くないせいか、ガスが濃くかかってる。

今回からメインの板を出すのと、今シーズン久しぶりに着るコンペ系のウェア。
コンペ系のウェアを着るのは7シーズンぶりぐらい。
ICIの展示受注会の時に試着した時はあんまり気づかなかったけど、軽さと保温性が昔着てたコンペ系のウェアに比べると格段に進歩してる。動きやすさも抜群。
耐水圧20000㎜の東レEntrantを使ってる。
ここ5年ぐらい着てたSOSも耐水圧20000㎜の東レDermizaxを使ってる。
巷によく出回ってるウェアとしてはたぶん目下最強の耐水圧45000㎜以上とも言われてるGore-Texにはかなわないけど、それだけにGore-Tex素材を使ってるものはワンランク金額が高くなる。

スキーに対するモチベーションの最大要素になってる大会まであと1ヶ月ぐらい。
それまでに設定したプライベートレッスンは今回を入れてあと2回。
その2回で確実に成果を上げていきたいから当然集中力は高まる。
先週のフリーで懸念してた、単独練習でチェックできない落差の部分はやっぱり取れてないっていう指摘を受ける。
この部分の修正が今日の練習のメインテーマになる。
今回は練習に使えそうなコースが前回より1コース増えてるから練習バリエーションを増やせる。
斜度の緩いコースでのバリエーショントレーニングが功を奏して小回り・大回り共通で大分落差がとれるようになってきた。
低速練習の重要さを改めて実感する。

それと、これは師匠の指導法の真骨頂だけど、滑りの組立てイメージに少し修正をかけるだけで、滑りを一変させることができる。
今回もトレーニングやディスカッションの中で組立てイメージを変えて、アクセントを置く部分の意識を修正することで、滑りを大きく変えることができた。
大会まで残り少ないレッスンの中の1回で、ある程度進歩できて内心ほっとしてる。

結局9時スタートで昼1時間と14時くらいに20分程度の休憩を入れた以外はひたすら滑り続けて15:30で終了。
調子が上がって晴れ晴れした気分になってきた頃には天気まで良くなってた。

今年の中央研修会などで提唱されてる方向性として、抜重要素になりうるようなストックワークはNGっていうのが着眼ポイントの1つになってるみたいだから、次回のレッスンまでにフリーでこのあたりの修正をかけていきたいところ。
少なくとも感覚の変化を持って次回のレッスンに臨みたい。

高峰高原ホテルあたりからひたすら佐久ICに向けて降りてく前に見える、見通しの良い風景。
その先に大会の会場となるゲレンデも見えてる。

ワンランク成長して、ここに戻ってこれるようにシーズンを過ごそう。

2010-12-19

フィジカル

小さい頃からスポーツ好きで、大人になるまでの間、継続して好きだったスポーツ種目には共通点がある。

子供の頃はどっちかっていうと病弱なほうで、結局体はあまり大きくならなかった。
そんな中で好きになれたスポーツは、パワーがあったり体が大きかったりしなくてもテクニックで渡り合えるもの。
技術を身につけて体の大きい同級生と対等に渡り合うシチュエーションがあった時はすごく充実感を感じてたと思う。

今これだけスキーに打ち込む状況になってみると、極端な技術志向がアダになることもあるように感じてる。
フィジカルの弱さからくる弱点を無意識のうちにテクニックでカバーしようとする。
その手法がすごく高度になると下手するとその場しのぎで済んでしまうこともある。

どのスポーツでも真面目にやってれば技術は必ず身についてくものだと思うけど、
長く追求していった時、体全体の軸をうまく使えてないと伸び悩みの壁に必ずぶち当たることになると思う。

最近いろんなスポーツで海外進出する選手が増えて、
成功する選手とあまりうまくいかない選手がいるけど、成功してる選手は
共通してフィジカル的に、その中でも特に体幹が強い選手が多いように見える。
超一流アスリートは体軸の使い方がうまいからこそフォームが美しく見えるし、効率の良い動きが出来てるんだと思う。

ザッケローニがサッカー日本代表監督就任時に、抱いてる日本サッカーの印象として、確か「スペインに近い」、っていう言い方をしてた。
細かい技術力を良い意味でも悪い意味でもよく言い表してると思う。
その印象を真摯に受け止めるなら、日本は技術的に高いレベルに達しててもフィジカルの強さを作り上げる土壌ができてないってことなのかな、とも思う。
このあたりを追求していくと日本と海外のスポーツクラブの構造上の違い、遡れば歴史的な背景も影響してるんだと思う。

自分自身のスキーのことを考えても、これまでフィジカル面よりも圧倒的に技術面のことしか考えてこなかった。
ここ最近、特に1・2年ぐらいの間、師匠からの指摘事項を突き詰めて考えると、技術面よりもっと根本的なフィジカル面の弱さからくるものが多かったような気もする。
実際、先シーズン出た草大会で、今より上の技術を目指していくなら、体にその分強い負荷がかかってくるから、耐えうる体を作る必要がある、っていう内容のことを都連の専門委員に言われた。

技術的にも足りないところはまだまだたくさんあるけど、もう少しフィジカル面を真剣に見直すと、また新たに見えてくるものがあるかもしれない。
それと、スポーツはあくまでも体軸でやるものであって、技術はその延長線上のもの、っていう位置づけをベースにおくことを肝に銘じないと。

トレーニングベルトが必要なぐらいには
ウェイトをやった時期もあった
それにしても、フィジカルトレーニングは今までも今もやってないわけじゃないけど、決して面白いものじゃない。
クラウン取得前のオフシーズンには師匠についてもらって、結構真面目にウェイトトレーニングをスクワット中心にやってた。
アップセット・ダウン セットとか細かくやり方も教わったから、メニューもある程度自分で組めるけど、もう少し楽しく前向きに取り組めないものかな、って思う。

でも、仕方ない。その先にあるものをイメージして頑張ろう。

2010-12-15

ワクシングテーブル

シーズン序盤は雪面が安定してなくて、下手すると下地が出てたりするから、メインの板を最初からは出さない。

毎年状況を見ながらメインの板を出す時期を決めるけど、今シーズンは来週からに決めた。
シーズンオフにチューンナップに出した板にはたっぷりベースワックスがついてるから少なくともエッジ部分は落としとかないと、最初がすごく滑りづらい。


ワックスがけ一つとってもそこには自分の中に歴史がある。

最初に見よう見まねでやり始めた頃は普通のアイロンにアルミホイルを2枚重ねぐらいに張り付けて、かけてた。このやり方は何かのはずみでアルミホイルが破れてしまった場合、スチーム穴にワックスが入り込んでしまうリスクがあった。
折りたたみ式のワクシングテーブル

ワックスアイロンを手に入れて毎週のようにホットワックスをかけ始めた頃も、まだ床に新聞紙を敷いて手で板を押さえながらワクシングして大変な苦労をしながらワックス落としをしてた。

本当はバイス台でやるのが一番やりやすいけど、それほど広くもない家の中に設置するのは抵抗があると思ってた中、数年前にHOLMENKOLの折りたたみ式ワクシングテーブルを見つけて手に入れた。

穴を開けたダンボールとポリ袋をセット
ワクシングの悩みどころは落としたワックスの処理。落としたワックスは、ふわふわ飛びやすい上にこびりつくと取るのが大変。

そこで考えだしたのがこのやり方。

買った時に板が入ってきたダンボールのセンターにビンディング部分が入る範囲で穴を開ける。このダンボールは取っておいて毎回使う。
流れ止めを固定
穴が開いてると当然そこからワックスが落ちてしまうから穴の下にポリ袋をかませて、ダンボールをワクシングテーブルにセット。
ダンボールの端とポリ袋を、クリップで挟んで固定。

ワクシングとワックス落としの時にビンディングの流れ止めが邪魔になるから、床でやってた時からもってたストッパーをセット。

ビンディング部分がダンボールの穴に入るようにワクシングテーブルに板をセットしてワクシングとワックス落とし。

ダンボールの穴にビンディング位置を合わせてセット
作業が終わったらワックス吸込み専用になってるハンドクリーナーで箱の中からワックスを吸い出して、ポリ袋はワックスが飛ばないように注意しながら、はずして捨てる。

ダンボールとワクシングテーブルを畳んで終了、っていう感じ。

このやり方を思いついた時は自画自賛ですごくテンションが上がった。

今はチューンナップ戻りの板のワックス落としと、大会前などの重要な局面ぐらいでしかホットワックスはかけないけど、このやり方が今自分で思いつく、一番回りを汚さないやり方。


2010-12-14

フリースキーVol.4

12月も中旬ぐらいになると1/3程のスキー場がオープンしてくるから、ここから先は練習内容に応じた一番アクセスが良いスキー場を選びたいところ。

今日本当は中央道諏訪南ICから10分っていう、アクセスの良さとしては上位に位置する富士見パノラマに行きたかったけど、あいにくの天候の予報で、雨になるとかなりの確率でガスが出て視界が悪くなってしまうから、富士見パノラマよりは好天に向かう予報になってた関越道沼田ICからわりと遠い丸沼を選択。
この時期でオープンコース7本だから他と比べると滑走範囲はダントツなだけに混雑も予想されるのがアクセスに加えて避けたかったもう一つの理由。
平日だと選択するスキー場によっては空いててすごく練習に集中できる。

本当は早めに出発したかったんだけど、前日仕事から帰ってくる時間があまり早くなかったから早起きしなかったのと、晴れてくる時間帯も11時頃だったから少し遅めに出発。
高速を降りるまでずっと雨で、沼田ICを降りて少したって晴れてきて丸沼到着時には快晴。どんぴしゃな感じ。

行きに8万キロ突破。

駐車場の台数からしてもかなり人が多いけど、滑走可能範囲が広いから人が分散して、それほどひどい混雑じゃない。

メインの練習バーンはバイオレットコース。ここがオープンするとやっとロングターンを実践的に練習できる。
 
前回のプライベートレッスンで良い感触があった内足と外足の使い方をある程度スピードがある中で確認。まずまずの感触だけど、1人だとビデオが撮れないから落差の見栄えなど、実際どうなってるかはわからない。少しずついろんな要素を意識的に変えながら足下の感覚を研ぎ澄ませる。

せっかくだから他のコースも回ってみる。
一番上のコースに行くのは今ではかなり少なくなったシングルリフト。
行ってみると山形県連の選手達が練習してる。
あんまり広くないコースで選手達が練習してる中、自分のペースが取りづらいから、数本滑った後、またバイオレットコースに戻って15:30過ぎまで練習。

心地いい疲れの中、運転中ちょっと眠くなりそうにもなったけど、気合いを入れてノンストップで帰る。
渋滞も全くなく2.5時間ほどで到着。

2010-12-08

神田ショップ巡り

スノーシーズンに入るとなかなか山以外に行くタイミングが無くなる。
今日はその中でも貴重な山行きが無い日。

先日の朝、札幌にいた頃、高校で一番仲が良かった同級生に電車でばったり会う。
大学で自分は上京、彼は北海道。会う度にいつかは東京に来たほうが良いよ、っていう話をしてた。
その彼もこちらに来てもう、5年くらいたつのかな。
彼は高校の頃、その当時の自分よりずっと熱心にスキーをしてたけど、今は楽しむ程度。
どうやら何年に1度のマテリアル買換えの時期が来たらしく、相談に乗って欲しいってことで
神田に行く約束をした日が今日。

妻も先日の足慣らしで、前から問題にしてたブーツのフィット感がどうにも解消されないから、今日買換えってことに。

ここ10年近く、自分のマテリアルはこの時期、完全にそろってるから、ニューモデルが店頭に出揃うタイミングに神田をじっくり見て回るのは久しぶり。

まずは妻のブーツから。
妻はスキーに対してそれほど予算を割いてるわけじゃないから、旧モデルを中心に探す。
見たことの無いブーツでもフレックス、ラスト幅、その他ディテールを見ればだいたいのスペックはわかる。
ハイスペックのものからコンフォート系まで全体的に幅広めのロシニョールからコンフォート系モデルをチョイス。
履き心地もまずまずのようで、値段も格安。
見た目の好みがちょっと違ったみたいだけど、色々ひっくるめて、割と求めてたものが手に入ったんだと思う。
何より後悔しなくていいぐらい安かった。

友人が来るまで少し時間ができたから、欲しかったKEENのリラックスシューズを探しに、あると予想してた店に行き、やっぱりあった。
予想外の3割引で手に入れる。
THERMOSのマグを妻が買おうとしてるのに便乗して自分の山用も買ってもらった。

そして到着した友人のマテリアル探しに。
最初に予算とスペックをヒアリング。
なかなか羽振りが良い感じの仕事をしてる彼は最近子供が生まれたわりに結構な予算を割ける様子。
そうなれば自分の使ってるマテリアルの領域になってくるから話は簡単。
板・ブーツ・ポール・ゴーグルからグローブに至るまで機能性から価格設定、ブランドの位置づけ、大きい店と小さい店の使い分け、等々淀みなく1時間以上、店を回りながら説明し続けた。
仕事から抜けてきたから、購入は後日だけど、ほとんど買うものが絞り込めたみたいで良かった。

約3時間くまなく見て回って、この時期の品揃い、値付けの感じが大体わかった。

この界隈のショップがクローズになる20:00頃、友人のマテリアル探しに駆け回ってる間、お茶して待っててくれた妻と一緒に帰宅。

2010-12-05

フリースキーVol.3

軽井沢アウトレットモールが半分以上目的の今回は2シーズンぶりに妻と一緒。
年末年始の安比に向けての妻の足慣らしも兼ねて。
そもそも上京してからスキーにはまることになる原点に係わる1人が妻でもある。

大学時代に、学校の単位が取れるスキー授業に割と滑れる妻から誘われて友人何人かと参加。
その延長線上で他の友人からインストラクターアルバイトに誘われていて、アルバイト先でマニアックな人達と出会い・・・
っていうスパイラルの中でスキーにはまっていくことになる。

よくよく考えると、スキーにはまってからの自分を一番古くから知ってるスキーに関わる人が妻ってことになる。

今日は抜けるような青空で向こう側に浅間山がくっきり見える。
今日はカメラを忘れて写真はiphoneで。
今週末からオープンするスキー場が一気に増えるから多少混雑は緩和されると思ったら意外とそうでもない。
念のため早めに家を出てきたけど、昼過ぎにかけて加速度的に混雑してくる。
リフトの待ち時間が滑ってる時間の9割ぐらいになってきたところで久しぶりの妻の体力も考慮して今日は上がり。

隣りのモールに向かう。
しょっちゅうきてるけど、妻と一緒に来るのは初めてで、いつもはプライベートレッスン帰りにスポーツ系のショップばかりだけど
いつもとは違うショップにたくさん入る。
花畑牧場でランチ。初めて食べたけど、結構美味しかった。
アローズで格安スーツ購入。
先週買ったコンプレッションウェアのロンTが機能的に問題があるサイズだったから
ダメ元で持ってきたけど、サイズ交換に快く対応してもらった。

久しぶりの日曜スキーで混雑を覚悟したけど、ほとんど渋滞も無く帰宅。

2010-12-01

プライベートレッスンVol.1

今シーズン最初のプライベートレッスンinASAMA2000。
プライベートレッスンをお願いしはじめて今年で3シーズン目。
毎年このASAMA2000からスタートする。
ASAMAにはじめて来たのが師匠のレッスンをはじめて受けた時で、それからもう10シーズン目になる。
師匠は自分の満足いく滑りが出来なくなったらレッスンはやめると前に言ってたけど、基本的にプレイングマネージャーのスタイルじゃないと納得いかないらしい。
ゲレンデ下で待ってて生徒をグルグル回らせるスタイルをあまり好まない。
今年で確か52歳。まだまだ向上心を持ち続けてるのはすごいと思う。

この第1回目のレッスンというのがすごく重要な意味を持つ。
シーズン序盤は細かい足さばきのクオリティーが当然まだ全然高いレベルには達してない。
無意識の微調整によるごまかしができない段階だから、できてること、できてないことの差がはっきりわかる。
それを基準にして今シーズンやるべきことの方向性を見定めていくことができる。

今日のレッスンは9:00頃からスタート。
集中してるからあっという間に時間がたっていく。
ストロークが出せないのを粘り強く修正して、最終的には強い足場を作りながら走りを引き出す方向性が見えてきた。
内足をたたみながら外足を伸ばして自ら高低差を作っていかないと、走りやメリハリっていう部分が生まれてこない。

早めスタートでかなりのボリュームの内容だったから14:30ぐらいには上がる。
帰りに軽井沢のモールに向かう。
今使ってるコンプレッションウェアのロングTシャツもかなりサポート力が薄くなってきて
探してたところ、程良い値段と機能のものをadidasで見つける。

予想通りかなりヘトヘトで21:00頃帰宅。

2010-11-30

エル・クラシコ

スキーと同じくらいに大好きなサッカー。
20歳くらいまで住んでた北海道から出てきた時は年中できるのを楽しみにしてたけど、いろんな経緯ではまったスキー。
社会人になってからもしばらくはフットサルを中心にやってたけど、環境の変化で結局1人でも完結するスキーに絞り込まれた。

今でもサッカーの話題にはすごく興味がある。
イングランドプレミアリーグのチェルシーの監督をやってた時から気になる存在だった、現レアルマドリード監督のジョゼ・モウリーニョ。
今年の夏ぐらいにそのメンタリティーってどういうものか気になって「モウリーニョの流儀」っていう本を読んだ。
大体想像してたとおりの人だったけど、メディアを最大限活用して選手を擁護しながら自分自身はあえて悪役に回り、最終的には選手のパフォーマンスを最大限引き出すっていう方法論がすごく面白い。そのやり方で数々のタイトルを手にいれてきた。

リーガエスパニョーラにおける伝統の一戦(エル・クラシコ)がバルセロナVSレアルマドリード。
この試合に関してはとりわけ試合数週間前からしきりに話題になって、メディアも舌戦を煽る感じがあったけど、それほどヒートアップはしなかった。
好試合を期待してたけど、現段階でモウリーニョもレアルはバルセロナの完成度には達してない、ってシーズン前から言ってたとおり、試合結果は意外に大差の5-0でバルセロナの勝利。
これでレアルマドリードはリーガ首位の座をバルセロナに引渡した。

試合後のモウリーニョは「タイトルを勝ち取った時にはうれし涙を流してもかまわないけど、敗れた時に必要なのは悔し涙じゃ無く、早く立ち直ろうとする強じんなメンタリティーだけ」というコメント。
悔しさは次の原動力にするべきで、そこで意気消沈するだけでは、その経験が何の意味も無くなってしまうと思う。

リーガはまだ折り返し地点にも達してない。
巻き返しをどのように行っていくのか、レアルとモウリーニョに今後も注目。

2010-11-24

フリースキーVol.2

今日はアサマが休みで、予定してたプライベートレッスンはキャンセル。
スノーシーズン最初のレッスン前に自分なりの調整をしておきたかったから先週に引き続き丸沼へ。

昨日23日に奥のバイオレットコースがオープン予定だったけど、降雪機でつけた雪が雨で溶けたみたいで、オープン延期。
見た感じは滑れそうに見えても安全上問題があるってことだろうけど、きれいにグルーミングされてるのを見ると本当にオープン寸前までいった感じ。
雪面は雨の後で一度下地が凍ったような、ややアイスバーンの上にザラメ雪。
先週に比べてデモンストレーターキャンプは倍増。人の数も確実に増えてる。デモキャンプが増えてるのもコース増設を見越しての設定だったのかな。
元デモ・現役デモ・選手が、青森・福島・東京などから、この20×400m程度のコースに集結っていう光景。
リフトからもコース上部でもコース下部でも中腹でも、ちょっと見回せば見るべきお手本が見つかる贅沢な練習。これもほとんどスキー場がオープンしてないシーズン序盤特有の状況。

今回も前回と大体同じで、ズレながら重みを早い段階から乗せてく効率のいい動きを探る。それと、先シーズン大回り・小回り・コブで、それぞれポイントとして上げてた部分を徐々に思い出してく。
感覚的には今回で足慣らしは終了。これで、来週予定してるプライベートレッスンで出されるテーマに敏感に対応してく準備はできたと思う。

故障したボンネットを開けるレバーの修理が昨日上がってきて、覚悟してた最低ぐらいの金額でなんとか納まって良かった。
もうシーズンインしてるから日程を見つけるのは既に難しいけど、バッテリーは近々テスターでチェックする必要がある。
仕事の日程調整も含めてスキーに影響のある要素は事前に潰し込んでかないと。

2010-11-16

フリースキーVol.1

今日からスノーシーズンインで丸沼へ。

この時期はまだ1斜面1リフトしか動かしてない。
コースの有効滑走範囲としてはせいぜい幅20m×長さ400mってところ。
平日なのに元デモンストレーターのキャンプなど基礎系のキャンプが2箇所ほど、学生レーサーのキャンプも1箇所、メーカーから用具提供を受けてる選手達、などで結構たくさん人がいる。


ここ数年は丸沼でシーズンインしてて、この斜面がどの時間帯でどういう状況になるかだいたいわかってるから、練習の内容と順番がほぼ決まってる。
午前中大回り・中回り、午後小回り・コブっていう感じ。
シーズンはじめのアサマもそんな感じになるけど、午後ぐらいになって下から見て右端がコブレーンでそのとなりに小回りレーンっていう状況が、だんだんはっきり浮かび上がってくる。
そういう約束事があるかのように毎年こうなる。

今回の目的は、オフシーズンのグラスと一番異なる、当たり前なんだけどスキーにはズレがあるっていう部分にまず慣れること。次にズレながら重みを乗せてく感覚を思い出すこと。そして、グラスでやってきたテーマをスキーに持ち込んだ時にどういう感覚に変換していけば良いか体感すること。
このあたりをまず確認してから最初のプライベートレッスンに臨もうと思ってたけど、来週予定してたプライベートレッスンはアサマが休みで中止に。

まだこじんまりとしててスキーヤー同士の距離感が近い感じなのか、シーズンが始まった高揚感からなのか、ハイシーズンよりもたくさんリフトで同乗した人達に話しかけられる。中には、ハイシーズンはこのあたりには来ないけど、まだ近くのスキー場がオープンしてないから来てるっていう福島県の人もいた。
まだ動かしてない奥のほうの斜面を見ると着々と降雪機で雪をつけてる。

15時には上がって東京に戻り、車のディーラーに向かう。
タイヤ交換の時に発覚したボンネットを開けるレバーが動かないのを見てもらったら、グリルに穴を開けて無理矢理ロックをはずすしてボンネットを開けた上で、レバーの部品も交換が必要とのこと。この時期にこういうことが起こるのはすごく困る。出すタイミングが悩ましい。その上、数万円はかかりそうな雰囲気。5年目以降は修理費用がかさむ、っていうけどこういうことなんだろうか。
何事もイニシャルコストとランニングコストはセットで考えないと、って改めて思う。しかもランニングコストにも予測がつくものとつかないものがあるから必ずプラスαで考えとかないと、ってことかな。

2010-11-10

スノータイヤ

西湖で手に入れたKEENのキーホルダーを車のキーにつけてみると相性いい感じ。

来週からシーズンイン、っていうことでタイヤをスタッドレスに履き替えにいく。
いつもお願いしてる自動車修理工場にタイヤを置かせてもらってる。

3月の車検の時、費用を抑えるためにバッテリーの交換は見合わせ。
とはいえ、スノーシーズンに山でバッテリーがあがってしまうのは最悪だから、今のうちにテスターでチェックして状態によっては交換するつもりでいたんだけど、見てもらおうと思ったら、それ以前の問題。
ボンネットを開けるレバーが動かない。取説を何度も眺めながら20分くらい格闘して結局開かず。
呆然としながら、そういえば最近ガススタンドで機械洗車待ちの後、ボンネットの中をチェックしてみたらこうなってた、っていう話を店員からしばらく言われてないことを思い出し、開けようにも開かなかったんだ、と気づく。もしそうだとして、気づいてるならその時教えてくれれば、って思うけど、壊した壊してないのトラブルを避けるために何も言わなかったのかもとも思う。

ここで下手にいじっても壊してしまう可能性があったから、ディーラーに出しに行きたかったけど今日は休み。これがどうなるかは来週のシーズンイン後になってしまった。
あまり良い結果は期待できず、テンション低く帰宅。

2010-11-08

バースデイ

ちょうど干支3周。

今までスキーのために割と体には気を使ってきたつもりだから、わかりやすい衰えはあんまり実感してないけど、ここから先は体の切れを求めてのフィジカルトレーニングが、より必要になってくると思う。

ずっと欲しいって言ってたG-SHOCKが妻からのプレゼント。フライングで1週間ぐらい前にもらってた。
電波時計、ソーラータイプで時間の調整も電池交換もなしでずっと使える。スキーはもちろん、普段もたくさん使えそう。
スキーでここ数年使ってた時計はBARIGOの高度・天気・気温を表示できるタイプ。文字盤が見やすくて、使ってるぶんにはなんの不満も無かったけど、電池交換の時に内部の気圧調整とかで結構金額がかかった気がする。本気の山用な感じだから普段使いにはハードすぎる感じだったし、一度はG-SHOCKを使ってみたかった。

プレゼントのおまけがSIWAのブックカバー。
作りがしっかりしてて使いやすい。
最近読んでる山岳小説。前に「凍」とか「氷壁」を読んで、シチュエーション設定が好きな感じだったんだけど、数ヶ月前、アスリート達のおすすめの本を紹介する特集を組んでたNumberに出てた本から、山岳小説っていうジャンルがあるらしいことを知った。今のところ読んでる数冊で言えば、主人公が、好きなこと・正しいと思ったことを迷い無く追求してく感じに魅力を感じる。
今まで本を読む習慣が全然無かったんだけど、このジャンルに関してはしばらくハマりそうな感じ。

2010-11-03

西湖フェスVol.2

メインの2日目の朝。それほどすぐ寝付けたわけじゃないけど、朝早めにすんなり目覚める。快晴の中ジョギング。すぐ脇に樹海を見ながら気持ちよく走る。
小規模な湖だけど、周長10kmほどあるようなので、途中で引き返す。

今日がメインの日で人の数が昨日とは全然違う。
目標集客数は200人のところ、最終的に300人以上入ったようなので、この規模のフェスとしては、良い結果なのかな。

たまに店を手伝う、コテージに戻る、回りの店を散歩、を繰り返す。
やっぱり自分としては、出店していたアウトドア系のブランド(MERRELL・KEEN)が気になる。
KEENはフリスビーのストラックアウトで景品(米・キーホルダー・風呂敷etc.)を出してたので 2度ほど挑戦。
妻は1回だけでキーホルダーゲット、自分は2回目で風呂敷ゲット。参加賞で毎回、魚沼コシヒカリ約2合がもれなくだから2人で3セットゲット。意外と楽しかった。
MERRELLでみたスリップオンの靴が気になる。今年の山行き用にこの手のスリップオンを手に入れたいと思うけどここでは見本のみ。

妻の友人の店はわりと人が通る場所のせいか、昨日よりも順調に売り上げてるように見える。今回は色々な目的があったようで、採算はそれほど気にしてない感じ。
妻の友人たちが心配してくれたように、今回は確かにあまり、らしくないところへの自分の参加。
個人でお店を出すってどういう感じなんだろう、って単純な興味もあって、お店で色々話を聞いてみる人、他の人からのうわさを聞きつけてくる人、単純に食料を求めてくる人、色々いるけど、多少でも興味を持って来て買っていってくれるっていうのがわかりやすい良さなのかな。

夕方暗くなる前に撤収作業ってことで、5時ぐらいから片付けに入る。
昨日と同じで寒さによる体力の消耗を感じる。
店のテントの重り20Kg×4を妻の友人宅まで搬送してから帰宅。
店はそれほど手伝ってないけど、最後に一応役に立てた感じ。

2010-11-02

西湖フェスVol.1

今日から3連休。西湖での小規模なフェスに妻の友人がオーガニック野菜の店を出店っていうことで、今日明日で多少の手伝いも兼ねて遊びに。

初日は昼過ぎに出発したけど、なんだかんだで西湖には暗くなる直前ぐらいに到着。
河口湖IC近くで富士山の冠雪が見える。
祝日の2日目がメインっていうことで到着した日は前夜祭。
ふ じてんの近所っていうこともあり、先週の気温の感じから、かなり着込める用意を念のため、と思って準備してきたけど、夜がふけるにつれて予想をはるかに上回る寒 さになって、持って行ったものすべて着込む感じでギリギリ足りるっていうほど。このあいだ買ったユニクロダウンも心許ない。


おそらく気温は1ケタ台前半。焚き火に、火への原始的なありがたみを感じる。

メインステージには最近話題になってたアーティストのキャンドルも。

夜はコテージで飲みながらダラダラ、くらいのイメージだったんだけど、23時までの出店でそんな雰囲気じゃない。
わかってたはずだけど、単なる遊びじゃないと実感。
夏の暑さもそうだけど、寒さの体力的ダメージは大きい。体温維持でかなり体力を使う感じ。
コテージで少し飲み始めるも、すぐに眠くなる。

明日の朝の西湖周りのジョギングを楽しみに就寝。

2010-10-27

グラスプライベートレッスンVol.4

今回でいよいよグラススキー最終日。
もう一度行ければと思ってたけど、今回で今シーズンのグラスは最後。
フリーを含め11回目で終了。
行きの途中で6年目に入った車のカウンターが7並びに。
ふじてんは先週に比べて一段と寒い。軽く10℃は切ってる。
今回のレッスンで修正しようとしてた課題に目途をつけてスノーシーズンインしたいと意気込む。
師匠から手を変え品を変え動機付けのトレーニングメニューを出してもらい、多少の修正ができたとはいえ、今ひとつはっきりとした修正には至らず。
左ターン時の外腰の遅れはスノーシーズンまでの繰越し課題になってしまった。

今までの数年を思い返してもスノー~グラスの境い目に限らず、
技術は思惑どおりに予定のタイミングで向上するわけじゃないし、常に何かしらの課題を持ち続けてる。
やりたいことがうまくできなくてあせる気持ちが強すぎるのもよく無いけど、逆にその気持ちが改善の起爆剤になることもある。
だから、理想としては危機感と楽観視のどっちに振れるのも否定せず、そのかわりすぐにその真ん中ぐらいの所に戻れる、っていうのがメンタル的にベストなサイクル。
それがスポーツのメンタリティーとしてよく言われるところの平常心ってことだろうけど。

スポーツで技術を継続的に向上させてく(自分たち一般レベルの範囲で)ために一番大事なのは先天的なアジリティーとかじゃなく、あくまでもメンタルコントロールだと思う。って信じてないと決して優れた肉体を持ってない自分としてはやってられない。必要な筋力・柔軟性のためのトレーニングは必要だけど。

5月の下旬に15年ほど続けてきたタバコをやめたんだけど、薬を飲むのは無しで、メンタルコントロールだけで、っていう気持ちを強く持ってやってみたら割とあっさりやめられた。これも今までスキーの中でやってきた自己暗示的なやり方がはまった気がする。

このブログ、始めてちょうど1ヶ月ぐらいになった。アナログなやり方を含め今まで自分の行動とか考えの記録をとったことが無いから新鮮に感じるけど、文章にしてみると考えてることが整理しやすい、と今更ながらに気づく。
しかも個人の完全にクローズな記録じゃなくオープンな情報として、羅列じゃない形にまとめようとするとなおさら。

これでグリーンシーズンも終わり、ってことでいつもより念入りに板を洗って、6月以来久しぶりに家に板を持ち帰る。

爽やかな晴れ間の中、久しぶりに富士山がはっきりと見える。
いよいよあと数週間でスノーシーズンイン。

2010-10-19

フリーグラスVol.7

先週に引続き現時点の注意点を再チェック&来週予定の今シーズン最終グラスプライベートレッスンでの仕上げのための準備としてふじてんへ。


先週とは全く違う気候。今にも雨が降り出しそうですごく肌寒いから、前回より着込み方が一気に2ランクアップっていう感じ。吐く息も白い。
レッスンも含めて今シーズン10回目ともなると気にも留めなくなった周りの木々だけど、ふと見ると紅葉しはじめてる様子。

今回も道具関係の試しが2つほど。

一つはSkinsのロングタイツ。
コンプレッションウェアとしては10数年前からずっとCW-X(そういえばCW-Xは大好きなイチローがイメージキャラクターになってる)を使ってたんだけど、Skinsが前から気になってて2年ほど前に使い始めてみたら、その段階的着圧機能っていう局部的な圧迫感が無い設定が思いのほか楽で、スノーの日帰りの時なんかは家を出てから帰るまで身につけたままでもあまり気にならない。
むしろ疲労回復のために睡眠時の着用も薦めてるぐらいで、滑り終わっても脱がなくて平気っていうのが気楽で、気づいたらSkinsばかり使うようになってた。
「着るサプリメント」なんて言われ方もしてるみたいだけど、使ってる感覚としては、CW-Xがより具体的に筋肉の動きをサポートするものだとすると、Skinsは本来の体の能力・回復力を引き出す感じ。
どっちを求めるかであって、どっちが優れてるってことじゃなく、全く別物だと思う。
こないだ渋谷PARCOをたまたま通りかかったら、スポーツ用品フェアをやっててSkinsも少し割安になってた。もう1枚欲しかったので購入。
自分の場合、たかが2年でもかなり使い込んでるので、おニューは使い込んだほうよりも本来の機能性がはっきりわかる。

もう一つはスピンドルオイル。
今年から使ってる板用にシリコンオイルを使ってるんだけど、価格は安いし回転性も良いっていう師匠の薦めでスピンドルオイルを試してみた。
価格はシリコンオイルの1/3ほど。5〜6本滑るたびに注入するから結構使うことになる。
比較のために、最初はいつものシリコンオイルを使って、途中からスピンドルオイルに切り替えてみたら確かにかなりの回転性。怖いぐらい走る。
機械工具用などのオイルは色々あって、粘度が低くてサラサラなほど良く走る。前の板の時に使ってた粘りのあるチェーンソーオイルとは全然違う。
スキーのオフトレツールとしてグラススキーをやってるから、なるべく滑走性がある状況を作って、少しでもスキーの感覚に近づけたほうが重心移動のタイミングがよりリアルになってくる気がする。

前回強化ポイントとして感じた、ターン外方向に重心を押っつけながら板の走りを引き出すっていう要素は、早いタイミングでのターン方向への準備が前提になるって考えると、前のターンの後半での外向がポイントになりそう。ただし、そこから動く方向が上でも内側すぎても外側すぎてもアウト。それと内足はたたんでいかないと邪魔になってターン外方向に重心を押っつけられない。
来週はなんとかこれをまとまった形に納めたい。

ふじてんスタッフの方と朝、天気の話をしてたら「多分降るとしても帰る頃ぐらいでそれまでは持ちますよ。」なんて言ってたらほんとに帰る時に雨がパラつきはじめた。すごい。
やっぱり地元のことは地元の人に聞け、ってことかな。

2010-10-16

カメラ&モバイル

スキーに欠かせない重要アイテムの一つとしてビデオカメラがある。

ずっと使ってたのはSONYの DCR-IP1KっていうMicroMVカセットタイプの2003年もの。見た目も好きだったし、コンパクトで持ち歩きも便利だった。並んでる左の方で、今のデジカメと比べても遜色なくコンパクト。
左:DCR-IP1K     右:DSC-HX5V

でも最近iphoneで動画を持ち歩くようになってからMPEG保存ができるビデオカメラを物色してて「ズームは光学で10倍以上」、滑る時に持つから「できるだけコンパクトなもの」っていう条件。
色々検討してたら最近はデジカメでも動画撮影能力がすぐれたものが出てるっていうことがわかってきて、行き着いたのがSONYのDSC-HX5V(Cyber Shot)。
しかもフルハイビジョン動画が撮れる。
さっそくグラスで撮ってるんだけど、これがびっくりの画質のきれいさでデジカメ動画とは思えないクオリティ。HDMIケーブルをテレビ(32inch)に繋いで見るとさらにびっくりのきれいさ。滑りの分析をするのに申し分ない感じ。
あと、おまけで、パノラマ写真が撮れたり、連写機能は結構使える。

手持ちのスキーのDVDをHandBreakっていうフリーソフトでiphone用動画に変換して持ち歩いてたんだけど、さらに自分の滑りも載っけて、より効率よくフィードバックさせていきたいっていうイメージがあった。このソフトで、デジカメで撮ったハイビジョン動画からiphone用動画への変換もできる。
フィードバック作業はリフト上でもやりたいから、iphoneにもストラップをつけたいと思ってたら、Dockコネクタに差込むタイプのイメージ通りのものを発見。今シーズンはこんな感じでカメラ&モバイルセットをウェア内にぶらさげて滑ることになると思う。

カメラ・モバイル周りのツールも滑りながら快適な環境を求めて、色々と整えてくのが楽しい。

2010-10-12

フリーグラスVol.6

前回のプライベートレッスンで良い感触があったので、忘れないうちにフリー練習ということでふじてんへ。
今日は最初から最後まで完全にプライベートゲレンデ状態。斜面に立つと青木ヶ原の樹海が見える。静かで、練習に集中できる。空が高くて清々しい感じ。

さすがにもうこの時期は芝がだいぶん傷んできてる。
こういう状況の時は、膝下の動きが中心になってしまうと、荒れた部分でまともにリバウンドを受けて、足首に衝撃がくる。自分の場合、左足首が特に硬いから、激痛となって反ってくる。衝撃を受けないように、気をつけて体全体の軸を意識してみると、体全体をサスペンションとして使えるイメージが高まる。
ただ、強い軸を作りながら、ターン外方向に重心をどんどん追いやって板の走りを引き出す動きをもっと強化していきたい。苦手の左ターンは右ターンよりも走りが明らかに少ないのが滑っていてもよくわかる。まだ、重心が軸線からはずれがちなんだと思う。

今シーズンから使い始めた板の特性はだいぶんつかめるようになってきた。ふじてんのシーズン券購入特典で、板など道具関係は置きっぱなしにできるので行き帰りの荷物が楽。

先日手元にきたばかりのヘルメットの試しも今回の目的のひとつ。使用感は上々。
マニアックにスキーをはじめて、15年ほど経つけど、色々な道具でチョイスした時と実際の使用感がかけ離れることはだいぶん無くなった。

スノーシーズン用の道具の試しが始まるといよいよ気が引き締まってくる。
集中力が高まるこの時期の練習は大切にしたい。

2010-10-11

ショップ

世間のメジャーな休みからずれての今日から水曜まで3連休。

近所のお気に入りのショップで6月に展示受注会をやってたけど、それには行きそびれてたので、今日は入荷版のイベント(FALL&WINTER COLLECTION FAIR)のほうに行ってみることに。
ここで扱ってるSOSのウェアはここ5シーズンほど着てる。質感もカラーもデザインもすごく好きなんだけど、今シーズンは久しぶりにコンペ寄りのブランドのウェアを着る。
今回は最初から狙ってたものがあったわけではなく、今年モデルのデザインや質感を見る目的だったんだけど、やっぱり今年もおしゃれかつ機能性も素晴らしい。他のフリーライド系ブランドをいくつか試したこともあるんだけど、目下、SOSがトータルバランスで一番好みの感じ。
コンペ系のウェアは機能性はいいんだけどデザインがちょっとスポーティー過ぎることが多い。そういう目的のものだから仕方ないんだけど。今シーズン着るウェアはそんな中でも、フリースタイル系のライン。ウェアに関しても、他の道具と一緒で色々なものを試しながら行ったり来たりしてる。

ミドルレイヤーとして今使っているHOUDINIのパーカは結構厚手だからもう少し薄手のものを探してたんだけど、丁度良い厚さのものを発見。外側がストレッチ素材で内側が薄い起毛素材。動きやすくて暖かさも適度な感じ。サイズ感もちょうど良かったし、SOSにしては比較的手頃価格だったので購入。

今年はPeakPerformanceがたくさん入ってる。ピークはSOSとかに比べると、アパレル全体を扱ってるし、スポーツウェアとしてもすごくたくさんのラインを持ってるから、その中でもかなり絞り込んで買い付けしてるみたい。このショップは扱ってるものもすごくセンスが良くて見てるだけでも楽しいので、毎年新しいものが入ったら必ず見に来たいと思う。

六本木に移動して、ミッドタウンに新しくユニクロができてたので見に行ったらそこはさすが、相変わらず賑わってる。
見てると確かに縫製など質は確かなんだと思う。価格破壊っていう言葉が当てはまるような気がする。
山系のブランドで扱ってるような、小さくたためるタイプの超軽量ダウンが気になる。これならスキーに行くときも荷物としてかさばらないし、気兼ねなく使えそうということで、元々安いところさらにちょっと安くなってたので妻と共有サイズを購入。ユニクロはコストダウン狙いってわけでもないだろうけど、ポケットにジッパーがついてないことが多い中、サイドのポケットにジッパーがついてるところも気に入った。

予定してなかったけど、結構買い物した。買う気満々の時よりあんまりガツガツしてない時のほうが良いものが見つかってる気がする。

2010-10-08

G最終戦

先日、半期に1度ある、期初の事務所全体飲みのビンゴ大会でジャイアンツ戦(ジャイアンツVSスワローズ)チケットを当てた。
今日はその試合の日。取引先で押さえているシーズンシートで、1塁側の前から20列目くらいのグラウンドに相当近い位置。
選手の微妙な表情の変化まで見えるような距離感で、迫力たっぷりのぜいたくな観戦。
以前ジャイアンツ戦を見たのはまだ、松井秀喜が在籍していたころだから相当前のこと。

野球はそれほど詳しいわけではないしフリークではないけど、現時点で日本人で一番好きなアスリートはイチロー。常にシーズン・試合時間などから 逆算したところから細かく刻んで調整をしていくスタンスや、小さなことの積み重ねが偉業を成し遂げるという考え方にとても共感を覚える。
ジャイアンツでは阿部慎之助のバッティングスタイルが見ていてとてもいいな、と思う。「2枚腰」なんていう言われ方をしている体軸の使い方で、感覚的に見てるから書き表すと正しいかちょっと怪しげだけど、足元から体幹までの回転軸とそれより上の軸をセパレートで回していくことで、タメを作ったり、崩された時に瞬間的な対処がしやすいという手法。
軸を2つセットしておくことによって対応幅を広く持っておくってことだと思うけど、これはスキーで言うと、あまり日常的ではないけど不整地大回りなんかで必要になることもある。深いコブのラインを通る場合に腰から下の軸に対して、上体の軸を少しズラして、腰下のサスペンションに対して、上体を安定さ せることで目線もブレさせることなく安定して滑りきる、という感じ。

今日の 阿部慎之助は不発だった。
延長10回で スワローズに3ランを打ち込まれたジャイアンツ、ホームでの最終戦を勝利で飾れなかった。
最終戦ということで、マウンド周りに監督以下が整列で挨拶。結局ドームを出たのは22時過ぎ。
優勝が絡まないとはいえ、CS進出上、順位の入れ替わりが重要な意味を持つ試合だったから、それなりに緊張感のある試合で、結構楽しめた。