2010-10-08

G最終戦

先日、半期に1度ある、期初の事務所全体飲みのビンゴ大会でジャイアンツ戦(ジャイアンツVSスワローズ)チケットを当てた。
今日はその試合の日。取引先で押さえているシーズンシートで、1塁側の前から20列目くらいのグラウンドに相当近い位置。
選手の微妙な表情の変化まで見えるような距離感で、迫力たっぷりのぜいたくな観戦。
以前ジャイアンツ戦を見たのはまだ、松井秀喜が在籍していたころだから相当前のこと。

野球はそれほど詳しいわけではないしフリークではないけど、現時点で日本人で一番好きなアスリートはイチロー。常にシーズン・試合時間などから 逆算したところから細かく刻んで調整をしていくスタンスや、小さなことの積み重ねが偉業を成し遂げるという考え方にとても共感を覚える。
ジャイアンツでは阿部慎之助のバッティングスタイルが見ていてとてもいいな、と思う。「2枚腰」なんていう言われ方をしている体軸の使い方で、感覚的に見てるから書き表すと正しいかちょっと怪しげだけど、足元から体幹までの回転軸とそれより上の軸をセパレートで回していくことで、タメを作ったり、崩された時に瞬間的な対処がしやすいという手法。
軸を2つセットしておくことによって対応幅を広く持っておくってことだと思うけど、これはスキーで言うと、あまり日常的ではないけど不整地大回りなんかで必要になることもある。深いコブのラインを通る場合に腰から下の軸に対して、上体の軸を少しズラして、腰下のサスペンションに対して、上体を安定さ せることで目線もブレさせることなく安定して滑りきる、という感じ。

今日の 阿部慎之助は不発だった。
延長10回で スワローズに3ランを打ち込まれたジャイアンツ、ホームでの最終戦を勝利で飾れなかった。
最終戦ということで、マウンド周りに監督以下が整列で挨拶。結局ドームを出たのは22時過ぎ。
優勝が絡まないとはいえ、CS進出上、順位の入れ替わりが重要な意味を持つ試合だったから、それなりに緊張感のある試合で、結構楽しめた。



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